2021年12月13日、2021全日本選手権が終わった後の会場で、鈴木奈央選手と親しい観客から花束などが手渡されるシーンがあり、『鈴木奈央選手が引退!?』といった風に捉えてしまった方が多くいたようです。
実際にネットでも『鈴木奈央 引退』と出てきてしまうほど強烈なインパクトを残す情報だけが飛び交い、中には本当にそのまま鈴木奈央選手が引退する。といった表現の記事さえあります💦
でも実際には自転車競技から退き、ケイリン選手としての活動に絞っての発言であり、鈴木奈央選手が引退するといった表現は、かなり違和感があるように思えました。
ここでは、そんな鈴木奈央選手が自転車競技を退くに至った真意や、今後の活動をガールズケイリンに絞るに至るまでの経緯を本人インタビューを抜粋していきつつ紹介していきたいと思います!
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なぜ引退といった話になったの?
鈴木奈央選手が引退といった情報が飛び交った経緯を遡っていくと、まず2021年12月13日、2021全日本選手権が終わった後の会場で花束などが手渡され、その後の会見で自転車競技の第一線から退く事を口にしたことが今回の騒動の始まりになります。
ただ、この際に本人は引退などと表現は一切していません。
ロングインタビューで語った本人の考え
この発言から数日後のロングインタビューで、鈴木奈央選手本人がこう答えています。
Q:ナショナルチームから離れる決意をした、そのきっかけは何だったのでしょうか?
リザーブとして参戦した世界選手権(2021年10月末)でのことです。
Q:世界の第一線で戦うモチベーションが保てなくなった、ということでしょうか。
はい。目標を見失ったというか、何を頑張ればいいのかわからなくなってしまって……。
世界選手権という「目指さなきゃいけないもの」を見ていたはずなのに「ここで戦えるのかなぁ」という疑問や、不安の方が大きくなっていました。
それが一番の理由です。また、レースに出れないことが悔しいはずなのに、そういった気持ちが以前より弱くなっていました。
そしてロングインタビューではこう続きます。
Q:今後のスタンスを教えてください。
これまでは競輪と中長距離を両方やっていましたが、比重は競技の中長距離に置いていました。これからは競輪の練習に重きをおいていきます。
Q:でも競技を辞めるわけではないですよね?
自転車競技はとても好きだし、大会は出るのも観るのも好きですから、続けていくつもりです。もし将来的にナショナルチームに戻りたいと思うタイミングがあれば、その時は全日本選手権で結果を出して戻りたいと思います。
だから「引退」ではなく「一旦離れたい」という感じです。
本人もはっきりと引退ではなく一旦離れたいといった表現をしているにも関わらず、なぜこういった引退報道が飛び交ってしまったのでしょう?
あーりんがいろいろと詳しいところまで調べた結果、とあるスポーツ新聞の記事が原因であることが分かりました!
引退報道の原因は日刊スポーツ!?
それは日刊スポーツが鈴木奈央選手の自転車競技の第一線から引退する意向を明かした。として、自転車の鈴木奈央が引退へといった見出しで記事にした事により、この引退が強く印象に残ってしまい、鈴木奈央選手が引退するといった情報が飛び交う原因になったと思われます。
しかし、先ほども紹介してきましたが、実際に本人は引退などと表現は一切していなくて、ナショナルチームから離れる。自転車競技はとても好きだし、将来的にナショナルチームに戻りたいと思うタイミングがあれば、その時は結果を出して戻りたいと思います。といった発言をしてますので、この引退報道が日刊スポーツの誇張表現によるものだと言われても、仕方ないと思います。
今回の鈴木奈央選手の引退報道まとめ
結論として、鈴木奈央選手が引退するといった表現が間違い!
正しくは自転車競技選手として一時的に離脱する。が正しい表現でした。
鈴木奈央選手の気になる今後は?
そして気になる今後の鈴木奈央選手のスタンスとしては、ガールズケイリンに専念して更なる成長と活躍を目指していくべく、ケイリンの練習に重きを置いていくとの事なので、鈴木奈央選手の今後のガールズケイリンでの活躍に期待ですね♪
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